「自転車交通のルール遵守とマナー実践」
自転車保険とヘルメット
千葉県の自転車保険の加入率は66%、自転車ヘルメットの着用率は3.6%となっております。自転車保険加入はこれまで努力義務でしたが、近年は保険加入率の向上が課題となっており、「千葉県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」の改正により、昨年7月から自転車保険加入は義務となりました。今年の4月からは、改正道路交通法の施行により、年齢を問わず自転車を利用する際は、ヘルメット着用が努力義務となっています。千葉県は交通安全運動や5月の自転車マナーアップ強化月間での広報啓発をはじめ、今年度からは駐輪場にのぼり旗を設置する等の周知徹底を行っております。6月の千葉県定例会では、自転車用ヘルメットの着用促進に向け、購入費補助の必要性を取り上げました。
自分と相手の命を守る
政府の交通安全白書によると、自転車死亡事故のうち55.7%は頭部損傷が致命傷となっており、ヘルメットを着用していなかった場合は致死率が2.4倍となり、ヘルメット着用の重要性を強調しています。またJAFは、自転車同士が衝突する事故の実験を行い、ヘルメット着用有無での頭部への衝撃の強さを測定した際、ヘルメットをしていないと頭部に17倍の強さの衝撃がかかり、けがや死亡のリスクが大幅に高まるとの調査をしています。すでに浦安市を含む、県内4市でヘルメット購入補助を行っておりますが、多くの方が購入しやすい環境づくり、市町村の格差が出ないように県としての補助に働きかけます。
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(プロフィール)
衆議院議員秘書を経て浦安市議会議員3期12年。
浦安ライオンズクラブ。防災士。。市川浦安地域獣医師会顧問。浦安市華道協会。
平成31年4月の千葉県議会議員選挙にて当選、現在2期目。