浦安市は2月19日、「浦安市ワクチン接種センター」(日の出4丁目1番1号 ※日の出公民館隣)を開設した。12月に着工し2月16日に完成したばかりの同施設だが、3回目接種の加速を図るため、予定を繰り上げての接種開始となった。
会場内は明るく、待機場のほか、全体のソーシャルディスタンスはもちろん、動線がわかりやすいレイアウトだ。スタッフも多く配置されており、安心感のある雰囲気。2つの予診室と4つの接種室があり、そのうちの1つでは、1・2回目の接種後に不安のあった接種者等が横になって接種し、そのまま待機できる対応が可能となっている。
この日、接種に訪れていた男性は、帰省した際、高齢の親との対面などに備え、自分や周囲の人のためにも接種が必要と感じたとのこと。
「接種時に腕を出すことを想定して薄着で来ましたが、室内が暖かくて良かった」と話していた。
視察に訪れた内田市長は「接種センターは既存施設での接種とは違い、接種目的以外の、多くの人と行き交う不安を避けられ、それにより既存の施設を利用する人の〝日常〟を止めてしまうこともありません。利用しやすいことで、接種の促進に繋がれば」と、早期かつ効果的な利用を呼びかけた。
同接種センターでは当面、1日あたり300人の接種を行い、その後はワクチン供給量などを見極めながら接種人数を増やしていく予定だ。
◆浦安市ワクチン接種センター開設日時:2月19日からの毎週火・水・木・土・日曜、9時45分~12時15分・13時45分~16時