「日本一の図書館」として浦安市が誇る中央図書館は、昭和58年に現在の場所に開館して35年経った。
昨年時点の蔵書数は約111万冊で、人口一人当たりの年間貸し出し冊数は11.5冊と、国内でも有数の公立図書館だ。開館翌年は一人当たり11.4冊で、国内で初めて二桁の貸し出し数を記録。その後、蔵書数も増えて「日本一」といわれた。
平成元年に書庫棟を設け、現在は7カ所の公民館に設置されている分館、新浦安駅前プラザ図書サービスなどとネットワークを組んで図書サービスを行っている。
しかし、その中央図書館も開館から年月が経過したことから、老朽化が進み、今年度から来年度にかけてリニューアル工事を行うことにした。
市側では設備の改修やレイアウトを変えて、機能の充実を図りたいとしている。
工事により、年末の12月27日で一時休館となるため、利用者は工事期間中、分館を利用することになる。