「浦安」駅から徒歩9分、店舗やマンションが立ち並ぶ一角にある「大分唐揚げ 柊」。大分県出身の渡辺和子さんが腕を振るう郷土料理が評判の店だ。
人気はなんといっても、大分のソウルフード・唐揚げ950円。秘伝の特製タレにじっくり8時間漬けてから揚げるため、深い味わいが楽しめる。とり天950円は、からしとポン酢で食べるのが大分風。鶏肉は全て国内産の生肉を使用している。油で炒めたなすを大分産の麦味噌で和えたなす味噌700円なども同店のおすすめだ。
大分の料理は、甘口のしょうゆや麦味噌を使用するため、全体的に甘めでうま味が効いている。
九州三大ブランド牛の一つ・豊後牛のハンバーグ1500円(ご飯・味噌汁・サラダ付きはプラス450円)や牛丼2000円と2400円も味わえる。すき焼きやしゃぶしゃぶ(ともに時価・1人6000円前後)、ステーキ(時価)は予約が必要だ。予約を受けてから取り寄せるため、産地直送ならではの豊かな風味が堪能できる。
唐揚げ定食やとり天定食、だんご汁定食は各1200円。寄せ鍋や鶏鍋は各1人1600円。大分や宮崎産の焼酎もある。
緊急事態宣言下は、時間を短縮して営業を続けた。来店者は少なかったが、テイクアウトの唐揚げやとり天各600円の注文が相次いだという。
渡辺さんは、「お客さんの『おいしかった! また食べたくなる』との声が何より励み。浦安の人達に大分の味をもっと知ってもらえるようしていきたい」と語った。
浦安市北栄3ノ25ノ28/午後2時~午後11時/不定休/全て税込み
でんわ047(355)8213