有機農業に取り組む「はちわれファーム」が新浦安駅前広場で開催される「新浦安マルシェ」に出店。新鮮な朝採り野菜が好評だ。
代表の安田智洋さん(37)は調理師で、東京都内で働いていた。食材に強い関心を抱き、「自分でおいしい野菜を作りたい」と決意。さんぶ野菜ネットワーク(千葉県山武市)で富谷亜喜博代表の指導を受け、農業を修業した。
「楽しかった。自分の性格に合っていた」と笑顔で振り返る。
34歳で独立。師匠と仰ぐ富谷さんの世話で広大な畑を借り、愛猫にちなんで「はちわれファーム」と命名した。
浦安市内で料理店を経営する父親の紹介で「新浦安マルシェ」を知り、出店するようになった。市内の商業施設などに出店することがある。朝採れのおいしい野菜を車で運び込み、手ごろな価格で販売。妻で野菜ソムリエのまどかさんがにこやかに応対する。
安田さんは「浦安のお客さんに支えられています。食べるものを作ることは大切です。この道でずっとがんばっていきたい」と語った。
新浦安マルシェで毎週木・日曜日午前11時~午後3時ごろ、営業。
はちわれファームは日曜日のパート従業員を募集している。問い合わせは でんわ090―4424―6220。