元浦安市議会議長、深作勇さん(79)が令和2年、春の叙勲で旭日双光章を受章した。
「光栄です。多くの市民の協力、ご支援の賜物(たまもの)。元気なうちにいただいて、喜びもひとしお。感無量です」と笑顔で語る。
深作さんは茨城県出身。浦安市で整骨院を開業した。平成11年、周りから推されて市議会議員選挙に立候補。初当選を果たした。5期20年、市議を務め、市議会議長となった。新庁舎完成後、議長の椅子に初めて座ったのが深作さんだった。
「市議は市民に一番近い。市民の声をいち早く吸い上げて、行政に訴え、ひとつひとつ実行していった。議長としては議会と行政のパイプ役を務めた」と振り返る。
30歳でゴルフを始めた。「ゴルフは奥が深い。なかなか思うようにいかないところが面白い。練習を重ね、心身ともに健康保持」と語る。現役の実力派だ。信条は「初心忘るべからず」―。