浦安市は2月8日、平成31年度当初予算案を発表した。一般会計の予算規模は約781億円。一般会計と各特別会計を合わせた予算規模は約1040億円。
主な事業を紹介する。
【三番瀬環境観察施設】
東京湾奥部に残された貴重な干潟、三番瀬を身近に感じながら、自然観察などができる施設(浦安市日の出)だ。三番瀬は魚介類や鳥の生息地となっている。2階建ての施設内には多目的会議室などがあり、環境学習の場として活用できる。昨年夏に着工。6月オープン予定。今後、施設周辺の整備を行う方針だ。
【災害コールセンター】
地震など大規模災害時に、市民から集中する問い合わせに対応するため、遠隔地に災害コールセンターを設置する。
【口腔がん検診】
一般社団法人浦安市歯科医師会が行う口腔がん検診事業に要する費用のうち、検診費のほか、精度管理に係わる費用、周知に関する費用に対して補助金を交付する。
【読書手帳】
児童の読書活動を促進することを目的として、銀行の預金通帳と同様な読書手帳に、図書館で借りた本を記帳する。図書の記録を印字する機器の導入や、図書館の電算システムとの連携、読書手帳の調達などを行う。
【東京五輪関連】
2020年東京五輪・パラリンピックに向け、市の取り組みを戦略的に進めていくため、情報収集や関係団体との連絡調整を行う。また、事前キャンプ受け入れなどを行う。
【ごみ処理施設延命化】
ごみ焼却施設の延命化にあたり、廃棄物処理施設の長寿命化総合計画策定、及びクリーンセンター内の廃棄物処理施設の運営計画の検討を行う。
【公共サイン整備】
国内外から浦安を訪れる多くの来訪者や市民にわかりやすい道案内や交通情報を提供する。鉄道3駅にデジタルサイネージを整備。鉄道駅周辺の公共サインの再整備を行う。