
境界6か所は撤去・補強
浦安市は8月28日、市が管理する学校・公共施設のブロック塀などの緊急安全点検結果を発表した。
唯一ブロック塀が設置されていた南小学校地区児童育成クラブ分室は、9月中に改修工事を完了する予定。建築基準法に適合していなかった市の土地境界にあった6か所のブロック塀は、撤去か補強工事を完了した。
調査は6月18日の大阪府北部地震で小学校のブロック塀が倒壊し女児が犠牲になった事故を受けて実施。市管理の学校施設など(小学校・中学校計26校、幼稚園・認定こども園・認可保育園計26園)、公共施設(公民館、文化・スポーツ施設など計204施設)、その他の施設で、ブロック塀の有無や建築基準法に適合しているか現地点検を実施した。
一方、市では、小学校・中学校、幼稚園、認定こども園の通学路などの点検も実施。民間のブロック塀116か所のうち、危険な塀などがある場合には所有者に改善を要望する考えだ。