バルドラール浦安ラス・ボニータスは9月6日、ホームのバルドラール浦安アリーナにアルコ神戸を迎え、メットライフ生命日本女子フットサルリーグ第8節の戦いに挑んだ。今年の11月に初開催となる「FIFA女子フットサルW杯」の日本代表候補の選手たちが関東に集う最後の会場ということもあり、1282人もの観客が声援を送った。

立ち上がり、ホーム開催へかける思いからチームに硬さのある中での2失点。「早い段階だったのですぐに建て直せた」とする米川正夫監督の言葉どおり、前半5分には左サイドをドリブルで突破した筏井りさが放ったシュートがゴール!
しかし、その2分後、神戸が追加点を奪い、試合を優位に進める。反撃に転じた浦安は右サイドを突破した江口未珂がシュート性の横パスを中央へ、神戸ゴール前で待っていた倉持杏子が合わせてゴールを奪う。その後、浦安が守備に回る試合展開が続き前半が終了。
1点差を追う浦安は後半開始早々、倉持杏子がゴールを奪い同点に追いつく。攻撃を強めた浦安が筏井りさの2点目で勝ち越しに成功。続いて浦安は伊藤果穂がドリブル突破から中央へ出したパスを筏井りさが合わせ、この日ハットトリックを達成した。
さらに松本直美がキックインしたボールを塚本夏希がダイレクトでシュートを放ち、浦安がダメ押しとなる6点目を挙げ、浦安が6―3で勝利した。
久しぶりのホーム開催、快勝した試合後に地元の浦安ファンに向けキャプテンの伊藤選手は「いつも応援して下さって本当にありがとうございます。やはり地元・浦安の方が来てくださって満員になるという会場が〝一番いい会場〟だと感じています。皆さんに感動や勇気を届けられるフットサルを、私たちチームが伝えられたらいいなと思います。今後とも、応援よろしくお願いします!」と笑顔を見せた。