パリパラリンピックで金メダルを獲得した車いすラグビーの池崎大輔選手と男子水泳の鈴木孝幸選手が令和6年12月2、4日、浦安市特別表彰を授与された。
池崎選手は「たくさんの人に支えられ、金メダルを獲得できた。パリに行って、一戦一戦、成長して決勝戦にピークを持っていった」と喜びを語った。
内田悦嗣市長は「感動した。悲願の金メダル、おめでとうございます」と祝福した。
池崎選手は子どものころ、手足の筋力が徐々に低下する難病と診察された。10代で車いすバスケットボールを始め、その後、車いすラグビーに挑んだ。
パラスポーツ優先の体育館整備を望んでいる。
池崎選手は「金メダルは通過点。世界で戦う選手が育つ環境を整えていきたい」と意気込む。
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鈴木選手は男子50メートル平泳ぎで金メダルを獲得し、自由形でも好成績を残した。
「金、銀、銅のメダルをとることができた。多くの人の応援が力になった」と喜びを語った。
内田市長は「市民に夢と感動を与えてくれた」と称えた。
鈴木選手は少年のころから水泳に取り組んだ。英国を拠点にしてトレーニングに励んだ経験もある。
浦安は都心に近く、平坦なので車いすで動きやすいという。メダルをとるには「覚悟が必要」と力を込めた。