第6波に備え万全の体制を
浦安市議会では先の定例会で県に対し全会一致で、「新型コロナウイルス感染症の急速な再拡大に伴う医療提供体制の強化を求める意見書」を提出。あらたな再拡大に備え、体制を整えるよう県に求めました。内容は(1)陽性反応が出た場合は遅くとも翌日には本人に連絡ができる体制を整えること、(2)自宅療養者が放置されることなく定期的な健康観察を受けられる環境を整えること、(3)入院調整が困難な場合における酸素投与等適切な処置が行える一時待機場所を市川保健所管内に設置すること、(4)自宅療養者や宿泊療養者にも抗体カクテル療法を提供できる体制を整えることなど、8項目です。
宿泊療養施設設置へ
第5波のピーク時、市は保健所に保健師を含む職員を派遣、また教育関連施設等で陽性者が確認された場合、早期に施設を再開できるよう、市独自の「濃厚接触者調査チーム」を設けたほか、搬送先の決定に時間がかかる場合、患者に酸素投与可能な市独自の一時待機場所の運用も始めています。また県は、市等からの要請を受けて、ホテルユーラシア舞浜アネックスを、新型コロナウイルス感染症軽症者等の宿泊療養施設とすることを発表。現在、141室が稼働しています。当該施設では看護師等による健康観察、医師によるオンコール対応(緊急対応が必要となった場合に備えて現場以外の場所で待機すること)や、食事・生活用品の提供が行われています。
冬に向けて
第5波のピークは過ぎましたが、12月には冬を迎えあらたな再拡大も指摘されています。ワクチン接種の効果に期待していますが、落ち着いた今だからこそ万が一に備えた体制づくりが必要です。引き続き市民の皆様が安心できる体制づくりに尽力して参ります。
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