浦安市国際交流協会・文化交流部会(越茂樹・部会長)主催の「和食体験・気軽にできる春の行事食」が2月23日、美浜公民館で開かれた=写真。
「広報うらやす」などを見て応募した、フィリピンや中国などの外国人10人を含む24人が参加。献立は「ちらし寿司」に「菜の花のおしたし」「いちご大福」など。
講師は料理研究家の飯島英子さん。4~5人ずつのグループに分かれて、それぞれ調理台を囲んで作業した。配られたプリントには材料や作り方が丁寧に書かれており、その手順に従って作っていった。皆、真剣な表情で、時々、プリントに目をやりながらも、リズミカルに包丁の音を響かせた。
試食会では、皆、出来栄えに満足しながら、同じテーブルの人同士打ち解けて、「皆で一緒に作ると早くできて楽しかった。おいしくできたので、家でも作ってみる」と満足気な表情を浮かべた人もいた。中でも、初めて参加したフィリピンの女性は「日本食はヘルシーで、あっさりした味付けがとてもいい。」とニッコリ。
越部会長は「毎年1、2回、このように食を通じて文化交流をしている。これからも工夫を凝らしながら、楽しい文化交流の場にしていきたい」と語った。