最高の舞台作りに奮闘 夏休みの楽しい思い出
「超楽しかった」―。浦安市文化会館で7月24、25の両日、同会館の舞台裏を探検する「バックステージツアー2018」が行われ、小中学生と保護者ら約80人が参加した。
ツアーは3回に分かれて実施。24日午後の様子を紹介する。
約20人の参加者は「キッズスタッフ体験を通して、最高の舞台を作りましょう。夏休みの自由研究のテーマにいいかも」と係員に励まされて約1100人収容の大ホールへ。
パフォーマー「ちゅらびすく」の舞台を鑑賞した後、ステージに上がり舞台・音響・照明係スタッフの仕事内容の説明を受けた。「こんなに舞台って広いんだ」とつぶやいた子供たちは、一人ひとりが “雪” を降らす装置に挑戦。
ステージ最前列3列にすわったキッズたちは地下に3メートル沈み込む様子にビックリ。「オペラなどでオーケストラが演奏するスペースです」という説明に「そうなんだ」と納得した様子。
舞台上でも長方形の大ぜり(9×3メートル)に全員が乗って6メートル降下。この装置、合唱などの際はせり上がる仕掛け。
続いて芝居で刀剣の効果音や山びこ、エコーなどで盛り上げる音響。客席中央に設けられたパソコンなどでコントロールされた装置を前に、それぞれがマイクを握って自己紹介。その音声にエコーなどの効果音を載せられ、子供らは「おもしろい」と大喜び。
最後はいろんな形が並んだ照明。スポットライトやムービングライトなど舞台を彩る機器を前にスタッフから「マンションの50~100軒分のパワーがある」と説明され、「すごいね」と驚いていた。