子ども図書館
浦安市議会 議長 西川(さいかわ)よしずみ
平成30年度予算に、(仮称)子ども図書館検討経費が計上され、今年度、ニーズや先進事例などを調査した上で、整備に向けた基本構想が策定されます。
絵本の魅力
ボランティアで絵本の読み聞かせを十数年続けています。私は読書や文章を書くのがとても好きです。これもひとえに、小さい頃に母が読み聞かせをしてくれていたおかげではないかと思っています。自らの体験から、次代を担う子どもたちにもぜひ読書好きになってもらいたいと思いますし、良い本に出会ってもらいたいと思います。そのような想いからボランティアを続けています。
絵本には喜怒哀楽や善悪が詰まっています。子どもたちの情操教育にはとても良いと思いますし、絵本から読書好きになってくれたらと思います。
ワクワクとドキドキ
脳科学の茂木健一郎先生は『本を読んで何かに感動したり、興味を持ったりして、その後、読書体験を重ねてその感動や興味がさらに深まることを繰り返すと、読書に関係する回路が強化され、その結果、論理的思考力やコミュニケーション能力が高い「地頭(じあたま)」の強い子になる』と語っています。
読書活動推進条例
市内の児童書の貸出数は平成22年度の51万8千冊をピークに減少を続け、29年度は42万冊余。市では読み聞かせや出生届を出した人に絵本をプレゼントするなど取り組みを行っていますが、貸出数の減少に歯止めが掛っていません。
北九州市では2015年6月、児童文学作家の故 世良絹子氏の長男で、北九州市議の世良俊明市議が中心となり、議員発議で読書好きな子ども日本一を目指した「北九州市子ども読書活動推進条例」を策定。その条例の中に、「子ども図書館」の設置が明記され、今年度中の開館を目指して工事が進められています。
過去、子どもたちと上野の国際子ども図書館を訪れたことがありますが、近隣含め先進地を視察し、より多くの子どもたちが集まってもらえる場になるよう研究して参ります。
みんなでつくる
市でも今後、子どもたちの読書活動の現状と課題などを整理した上で、国や県、他市区町村の事例や既に開館している子ども図書館などを調査、また市民を対象にしたアンケートなどを実施するなどして、浦安市にふさわしい子ども図書館について構想を取りまとめていきます。
ぜひ皆様もご意見をお寄せください!
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