市民の力で水辺をきれいにする「境川クリーンアップ」が9月29日、開催された。世代を超えた市民が境川周辺で清掃活動を行った。
この日は曇り空で残暑はやわらいだ。午前10時、若潮公園に集合した。シニア世代や現役世代、高校生、子どもたちが元気な姿を見せた。
中野恒明実行委員長があいさつしたあと、4班に分かれ、境川の中流域でゴミ拾いを行った。ペットボトルや酒カップなどを拾い集め、ビニール袋に詰めていく。古いクーラーボックスは男性ふたりで回収した。
市役所前の親水テラス周辺では雑草を抜き、流れ着いたとみられる多くのゴミを回収した。
家族4人で参加した若い母親は「私たちが住んでいる町の水辺をきれいにしようと思い、参加しました。子どもたちにとってもいい体験になります」と笑顔をみせる。小学生の男児は「楽しかった。きれいになってよかった」と話していた。
中野実行委員長は「有意義だった。特に子どもたちががんばった。ガラス片やタバコの吸い殻などを目ざとく見つけてくれた。市民の力で水辺がきれいになった」と語った。