入船のJR京葉線新浦安駅南口の広場に、時計塔が設置された。浦安ロータリークラブ(大塚義仁会長)が、創立40周年を記念して、時計塔手前の花壇とともに市に寄贈した。
10月16日に寄贈式が開かれ、寄付品目の詳細が書かれた目録が、大塚会長から同クラブの名誉会員でもある内田悦嗣市長に手渡された。
同クラブは1981年2月27日の創立。いち早く禁煙運動に取り組むなど健康を守る運動、医療支援に力を入れており、献血運動が活動の柱のひとつだ。
献血会場でもある新浦安駅前にシンボルとなる時計塔や、心を和ます花壇がないことから、市の土地を活用したこの寄贈を決めた。費用は計約360万円という。時計塔は高さ約5メートル。花壇には今、秋の花が咲き、今後は同クラブが四季ごとの花を植える計画だ。
大塚会長は「時計塔と花壇が新浦安の風景になってほしい」とあいさつ。内田市長は「時計塔が、朝は仕事や学校に向かう市民を送り出し、夜はおかえりと出迎えてほしい。街を見守り続けてもらいたい」と話した。