3駅周辺を未来に繋がる場所に
浦安はこれまでの発展期から成熟期に入り、残された開発余地のある場所はもうあまり多くありません。だからこそ、その余地のある場所は、将来を見据え有効に活用していく必要があります。
コンセプトの重要性
中でも最も事業効果が見込め、まちの魅力向上や発展に繋げていけるのが、市内3駅周辺です。現在、浦安駅周辺や舞浜駅周辺も、再整備が検討されています。また、新浦安駅周辺では「新浦安駅前プラザマーレ」が、令和8年にPFI事業の期間満了を迎えます。ただ、開発余地のある場所があるとは言え、今の時代、行政が建物を建て、運営する時代は終わりました。これからは上手に民間活力を活用していかなければなりません。しかしながらそこには確固たる市の考え「コンセプト」が必要です。
スタートアップの拠点
福岡市はかねてよりスタートアップに力を入れており、官民共働型のスタートアップ支援施設を、廃校となった小学校の跡地に誕生させ、2年で入居企業31社に対して総額82億円の資金調達が行われ、130人ほどの雇用が創出されるなど、高い効果を上げています。これまでも廃校の転用を提案してきましたが、より駅に近い場所、例えば「新浦安駅前プラザマーレ」などはより適していると言えるのではないでしょうか。先人たちが東京ディズニーリゾートを誘致しまちの発展に繋げたように、次に続く我々も、次代に将来花開く財産を、残していくべきです。引き続き、3駅周辺が未来に繋がる場所となるよう、調査研究、提案して参ります。
今年は今号が最後、良いお年をお迎えください。
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