大相撲の横綱、照ノ富士関が6月15日、相撲普及のため、浦安市の内田悦嗣市長を訪問した。
照ノ富士関は「浦安で相撲を広めたい。わんぱく相撲や中学、高校などいろんなイベントで、できる限りのことをしたい」と笑顔で語った。
浦安では草相撲が盛んに行われていたという。また、今年5月に開催されたわんぱく相撲浦安場所には総勢280人の小学生が参加。熱戦を繰り広げた。
照ノ富士関はコロナ禍の浦安の子どもたちに向けて「いろんな制限があるが、(状況が)悪いときこそ、いいこと、プラスのことを考え、自分の夢をつかめるようがんばってほしい」と呼び掛けた。
内田市長は「横綱が浦安に来てくれてうれしく思う。相撲を普及していくため、協力していきたい」と話した。
浦安には照ノ富士関の後援者がおり、年に数回、訪れているという。照ノ富士関は「いつもあたたかく迎えてくれる」と笑顔を見せた。
照ノ富士関はモンゴル出身。けがを克服して横綱に昇進した。