今回のGWで、人の流れを止めることが大事だと理解した国民は多かったと思います。今年初めに慌てて出した2回目の緊急事態宣言は何だったのだろう、GOTOキャンペーンとは何だったのだろう、となります。
そもそも流れを止めるのは、電車、高速道路、飛行機の移動手段を止めれば済むことですが、政府は考えていたのでしょう。官僚や取り巻きの意見がないのか、それとも得意の忖度か、実行するとロックダウン風になるからできないのか、そんな理由ではないですか。
ならば、政府得意の法の解釈を考えて、仕事以外の移動手段の料金を緊急事態宣言期間だけ値上げすることで解決できないのでしょうか。
高速料金や運賃を3~5倍にする。勿論トラックやバス等の商業ナンバーは料金そのまま。運賃も定期券等はそのままで、交通系のカード及び現金は期間限定で、値上幅を3~5倍にする。コンピューター文化になったからできるはずです。
例えば高速道路で今まで片道2000円、往復4000円が、突然1万2000円~2万円以上になれば、誰しもが移動を躊躇します。このことを実行できれば、流れを止めることで感染者も死者も減らせるはずです。政府は、経済を復活させたければ、メリハリを付ければよいのです。
緊急事態宣言が形骸化し始めており、今までのような責任のない発言では支持率の低下を招きます。もし、4回目の緊急事態宣言が発令された場合は、是非今までの経験を生かしてください。
また、オリパラも決行されるようなことがありましたら、世界に東京オリパラ変異株ができないようにしたいものです。