この道で おはよう さよなら ありがとう
道路ふれあい月間(8月)の推進標語の最優秀賞を受賞した浦安市明海の大澤佳子さんに、市役所で国土交通省からの表彰が伝達された。千葉国道事務所の八尾光洋所長から賞状と記念品が贈られた。内田悦嗣市長も立ち会い「素晴らしい標語に感激した」と大澤さんをたたえた。
道路ふれあい月間は道路の役割、重要性を啓発するのを目的に、全国から推進標語を募集した。一般の部の応募数6841作品の中から、大澤さんの「この道で おはよう さよなら ありがとう」が推進標語に選ばれた。
この標語は横断幕やパンフレットなどでキャンペーンに使われている。この標語を市役所の電光掲示板で市民にアピールした。
締め切りまぎわのメールがトップに
大澤さんは東海大浦安高校の英語教師を経て、3年前から市適応指導教室の指導員として勤務。市の納税標語でも受賞している。今回は9作品を応募。3月31日の締め切りぎりぎりの時間にメールで送った作品が選ばれた。
季節によって自宅から徒歩で40分かけて通勤している。この時間に標語などを考えるのが好きで作品をよく作るという。
「道路では人やワンちゃんと会い、お元気そうなのを見てほっとすることもあります。道路で笑顔の挨拶が交わせることはいいですね。笑顔で挨拶が交わせることを嫌う人はいません」
今年6月、大澤さん宅に1本の電話。国土交通省からというので、オレオレ詐欺からかも知れないと「どのようなご用件ですか」と聞いたら、これが受賞の知らせだった。嬉しかったという。