浦安ライオンズクラブの廣瀬直樹氏(65)が7月、ライオンズクラブ国際協会333-C 地区(千葉県)の地区ガバナー(代表)に就任した。廣瀬氏は「理想は高く、全力を尽くす」と意気込んでいる。

廣瀬氏は浦安の仲間とともに7月、米国フロリダ州オーランド(浦安市の姉妹都市)で開催されたライオンズ国際大会に参加した。大会で地区ガバナーとして承認された。
廣瀬氏は「重責を受け止め、全力を尽くす」と語る。
2025~2026年のスローガンとして未来への布石「The challenged」を掲げる。ニーズを探り、共感を生むアクティビティを考案する。
具体的な事業として芸術を楽しみ、感動を共有できる障がい者の絵画展や人と動物が互いに助け合うやさしいコミュニティづくり、シニア食堂などに取り組みたい考えだ。
「今、布石を打ち、数年後に花開く。どこまでやれるか、わからないが、理想は高く」 ライオンズクラブは世界的な奉仕団体だ。
「行政の手が届かないところで、いろんなことができる。多くの仲間を迎え入れ、新しい奉仕をみつけたい」と意欲を示す。
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廣瀬氏は株式会社「アイ・シー・ジー」(浦安市堀江)を経営しており、新築住宅の建築設計やリフォームなどを行っている。インテリアを含めた理想の住空間を目指す。40歳で「仕事をしてお世話になっている浦安に奉仕活動でお返しをしたい」として浦安ライオンズクラブに入会した。浦安ライオンズクラブは会員約50 人。献血活動や盲導犬普及などを行っている。