
浦安を拠点に活動する中学硬式野球チーム、浦安リトルシニアリーグがエイジェックカップ第53回日本リトルシニア日本選手権大会で第3位となった。8月25日、市役所を訪問し、内田悦嗣市長に快挙を報告した。
◇強豪チーム撃破
大会は8月に行われ、北海道、東北、関東、信越、東海、関西、九州の代表、計32チームが出場した。
浦安は1回戦で東海地区の強豪チームと対戦し、撃破。勢いに乗って勝ち進む。準決勝で世田谷西と対戦。一時は勝機をつかんだが、惜敗した。
柴﨑義男監督は「優勝を目指したが、世田谷西は地力があった。選手は、ほんとにがんばってくれた。最高です」と語った。
内田市長は「素晴らしい成績を収めた。みなさんは夢の途中。日々、精進してください」と激励した。
◇プロ野球選手輩出
浦安リトルシニアリーグは1987年に創立した。浦安市舞浜の練習拠点を中心に活動を続けており、2000年には日本選手権で優勝した。プロ野球選手を輩出している。また、東京大学や早稲田大学などに進学する卒団生もいる。
選手たちは野球を通じて基礎体力の育成、技術向上などに取り組む。文武両道で切磋琢磨している。
◇選手の進路
中学3年生の夏は終わった。選手たちはそれぞれの進路を歩んでいく。
選手たちは「慶應義塾高校を受験する」「市立船橋高校に進学して甲子園出場を目指す」「将来、中学の先生になりたい」「大学に進学して、箱根駅伝に出場したい」などと夢を語った。