浦安市は1月30日、同29日に9小学校の給食で「みそ汁」に異物混入の恐れがあったため、児童への提供を中止したと発表した。
29日の給食は千鳥学校給食センター第一調理場で作られ、献立は手巻ノリ、麦ごはん、牛乳、サケの塩焼き、白菜のあえ物、リンゴに小松菜にダイコンなどのみそ汁。
浦安・南・北部・見明川・美浜南・東・舞浜・美浜北・入船の9小学校分約5400食が同日午前10時半ごろ、出来上がり各校に配膳された。
11時40分ごろ、第一調理場でみそを液状に撹拌するため使った金属製ミキサーを洗浄した際、担当者が直径約10~15ミリのナットと円形ワッシャー3種が脱落しているのに気付いた。
調理場内でナットなどを発見できず、みそ汁への混入の恐れがあったので、安全のため急ぎ配膳を中止した。他の献立は提供した。
これを受け29日、第一・第二・第三調理場の調理器具すべてのネジ・ボルト・ナットなどの状態を点検した結果、該当個所以外は正常なことを確認。
長島功行センター所長は「今後は、ネジ等専用のチェックリストを作成し、毎日、責任者が使用前・使用中・作業後・洗浄後に調理器具のネジなどの状態を確認、管理体制を強化する」という。