浦安市の運動公園で2月から3月にかけて「謎解きウォーキング」が開催された。このイベントは3つのミッションで構成されている。第1ミッションでは目的地で答えを探し、第2ミッションで暗号を解いて、第3ミッションで最終キーワードを完成させるという、挑みがいのある仕組みだ。

受付で「謎解きキット」を購入して早速スタート。キットのクリアファイルには、進め方の案内・ヒント・運動公園の地図(謎解き版)・問題用紙・解答用紙、そして、鉛筆とナゾの〝じょうぎ〟がセットされていた。
この日の参加者は15組。あちらこちらで謎解きが始まった。チェックポイントだけでも16箇所という、なかなかの運動量だが、フットサルコートや大型のアスレチック遊具、スケートボード場などのスポーツ施設やテニスの試合を見学しつつのウォーキングは楽しく、時間を忘れてしまう。3人組の親子チャレンジャーは「こういったイベントにはよく参加します。時間がかかりそうなので、今日はお昼で終わりにして、続きは別日にしようかな」と話していた。
小学1年生の男の子は、積極的に問題を解いている。5歳の女の子も「ナゾナゾがおもしろい」と笑顔。とはいえ、大人でも悩む問題内容も。そんな時には、キットの中のヒントなどを手掛かりに進めることができ、ナゾの〝じょうぎ〟も使用してミッションクリア。受付に最終キーワードを提示して終了となった。
約2時間、運動公園の全体を見学できた。記者もミッションに挑んだ。解答できたという達成感、そして軽いスポーツをした時と同様の爽快感を感じることができた。「また参加したい」との声にも納得の企画だった。(S記者)