選挙は国民の義務―と、口すっぱく教えられました。言う方は簡単です。大体、大事な選挙を「1週間で答えを出して、投票してください」とは、私に言わせれば強引だと思います。投票する方にも投票責任があります。清き一票。立候補者は本当にそんな事を思っているのでしょうか?不思議でなりません。
どんな政治家でも最初の勢い、考えは素晴らしいものを持っていると思います。しかし、当選してから色々な壁にぶち当たるのでしょうか。最初の志が、気がついたら何処かに飛んで行ってしまうのでしょう。特に国会議員の皆さんには、初志貫徹をしたら周りの議員からとんでもないシッペ返しが来るのでしょう。気がついたら他議員のかやの外の状態です。
ベテラン議員になると、自分は落選しないと思い込み選挙区に帰りません。選挙区では、奥方やお手伝いの有力者が街宣車に乗っています。先日の補欠選挙で、特にそう感じました。
大体、金の問題で議員ははじかれています。以前に投票した者としては、選ぶのにも責任があると言いたいです。選挙看板一つで選ぶからこうなるのでしょう。
SNSでの活動が時代の流れであることは理解していますが、いまだに問題投票する人がいます。例えばあの人が当選すれば仕事になるとか、全ての意味で有利になるとか、得するとか。
これは当選する方も、させる方も、改めなくてはなりません。選挙期間は短いですが、選ぶ方も人から頼まれたとかではなく、少しでも選ぶ責任と権利を理解したうえで、選挙に参加して欲しいですね。