令和2年の清々(すがすが)しい正月を迎えた。浦安市の豊受(とようけ)神社、清瀧(せいりゅう)神社、稲荷(いなり)神社では、和服姿の女性や家族連れらが初詣(はつもうで)。「新年の願いがかないますように」と祈りを込めた。
浦安では4年に一度、オリンピックが開催される年の6月に「浦安三社祭」が盛大に催される。令和2年は、その三社祭の年だ。
三社祭では若衆たちが神輿(みこし)を担ぎ、町内を練り歩く。「マエダ、マエダ」という独特のかけ声が響き渡り、浦安は祭り一色に染まる。
浦安の祭りはもともと、秋の祭礼として行われていたが、大正時代から神輿が登場し、6月に行われるようになったと伝えられる。かつては “暴れ神輿” といわれ、一時、中断したこともあったが、昭和40年代に復活したという。
”浦安っ子” は三社祭の熱く、燃える日々を楽しみに待っている。