浦安D-ロックス(以下、浦安)は3月26日、「NTTジャパンラグビーリーグワン2022―23」ディビジョン2最終第10節で三重ホンダヒート(以下、三重)と対戦。20対10で快勝した。
雨が降りしきる中、9戦全勝でリーグ1位の浦安と、2位の三重との首位攻防戦となった今試合。
前半4分、トライを狙う三重に対し、浦安は相手選手を抱えてダウンさせ、豪快にボールを引き抜く。しかし、16分には反則から3点を先制されて0対3に。直後、浦安はスクラムの成功からペナルティーゴールを決めて3対3と同点に追い付く。その後も着実に得点を重ね、35分にはトライを決めて10対3と7点リードで前半を終えた。
後半も、互いに拮抗した泥臭い戦いが続く。浦安は、一瞬のチャンスを生かして2つ目のトライを決めるなど積極的に攻め続け、20対10で勝利を手中に納めた。開幕から全勝を成し遂げた瞬間だった。
アッカーマンヘッドコーチは、「全勝はファースト・ステップ。重要なのは今後待ち構える試練だ」と語った。
リーグ内の最終順位は、今後行われる上位3チームとの順位決定戦2試合で決まる。「決定戦ではチームの団結、チームの文化、戦う気持ちが試される」(アッカーマン)。
試練の試合でも浦安の底力を発揮してほしい。