ブリオベッカ浦安(以下、浦安)は1月1日からチーム名を「ブリオベッカ浦安・市川」に変更した。都並敏史監督や選手らが市川市役所を訪れ、田中甲市長に昨季の報告と今季への意気込みついて語った。
新チーム名で「日本フットボールリーグ(JFL)第2節」を迎えた浦安は3月16日、ホーム開幕戦となるクリアソン新宿(以下、新宿)戦で先制点を挙げ、見事勝利した。

試合会場は千葉県立柏の葉公園総合競技場。試合前の雨は弱まったものの、気温は10度を下回り、冬の寒さを感じる中での試合開始となった。
前半は、風の影響もあって両チームともペースが作れない。そんな中、11分にコーナーキックを得た浦安は、キックからヘッディングと息の合ったセットプレーでゴールを捉え、1点を先制した。
20分にも鋭いボールでゴールを割るが、オフサイドに。その後も浦安は積極的に攻め続け、前半は新宿のシュートを0本に抑えて終了した。
後半、新宿はサイドから積極的に攻撃をしかけ、強力なシュートで再三ゴールを襲う。対する浦安はGKのナイスセーブなどで耐え忍ぶ時間続く。新宿は後半だけで9本のコーナーキックを得る中、浦安は守備に徹し、ゴールを許すことなく試合終了となった。浦安は1点を守り切り、1対0で勝利した。
都並監督は、「苦しい部分もありましたが、最後は気持ちで勝つことができた。悪天気の中、たくさんの方々に応援していただいた。ボランティアやスタッフも設営に尽力。選手らにはそういう方たちの思いに応えられるような試合にしてほしいと話し、まさにその通りにしてくれた」と語った。
浦安は、今試合終了時点で1勝1敗と9位。シーズはまだ始まったばかり。勝ち点をつかんで、より上位を目指してほしい。