浦安市こどもの広場「うらっこ広場」では10月30日と31日、「うらっこまつり」が開催された。心地よい風がそよぐ秋晴れの空の下、たくさんの親子連れの笑顔が集った。
毎年開催するこのイベントの参加者は、乳幼児から小学校低学年の子どもが中心。広場では子どもたちが元気に駆け回り、活気に満ちていた。乳幼児による「青空はいはいレース」では、大きな声で泣いている子や、勢いよく進む子などで、観客からの楽しい笑い声で大盛り上がりだった。
特設の池で行われたのは、釣り針の代わりにマグネットを使った「うらっこで釣りバトル」。参加者は「タコだ!」「クラゲだ!」と、夢中でたくさんの紙の魚を釣り上げご満悦。テーマ別の3つの大きなキャンバス(壁)に、絵の具やマーカーで絵を描く「ペイントアート」では、小さな芸術家たちが多彩な色で思いきりペイントを楽しんだ。
「お友達と一緒に、泥んこで遊ぶのが好きなんです」と話すのは、月1回のペースで遊びに来るという小学1年生と1歳のママ。はいはいレースは「記念になりました」と笑みがこぼれた。
「外遊びに目を向けてくれてうれしいです。この広場で、親子一緒に自然を感じて欲しいですね。赤ちゃんも、周囲を気にせず思いきり泣けますよ」と担当の玉井さん。こども広場ではほかにも、火起こし体験や工作など、子どもたちの「やってみたい」と思う遊びに挑戦できる。徐々に日常が戻りつつある中、この広場にも賑やかな声が溢れていた。