千葉県男子グランドシニア選手権で優勝
関東グランドシニア選手権で上位入賞を目指す
浦安市ゴルフ協会会員の深澤一三さん(71)=元建設会社社長=が、7月に習志野カントリークラブで行われた千葉県男子グランドシニア選手権で優勝した。「うれしい。次に進む活力が生まれる」と喜ぶ。
今回の大会では優勝を狙っていたという。当日は強風が吹く悪条件だったが、「OUT39、IN41、TOTAL80」で1位となった。
深澤さんは20代でゴルフを始めた。月に1回程度、コースに出てゴルフを楽しんでいた。50代で「ゴルフのアスリート(選手)をめざそう」と決意。本格的に練習を始めたという。
重視するのが素振りだ。納得できる、自分のかたちを作るまで、毎日、素振りを繰り返した。また、練習場では課題を想定し、ピンポイントを狙って打った。年間60~70回、コースを回り、ぐんぐん上達していったという。
「ゴルフは広い芝の上で、自分の力、自分の技を試せる。自分の気持ちを見つめ直し、すなおにものごとに対応できる」
千葉県大会や全国大会などに出場して、活躍している。浦安市ゴルフ協会の深作勇会長は「深澤さんは、浦安の名誉のためにがんばっている」と語る。
座右の銘は「焦らず、あわてず、ひるまず」。次の目標は、関東グランドシニア選手権での上位入賞を目指している。