9月に開幕するラグビーワールドカップ(W杯)日本大会を前にニュージーランドラグビー協会所属コーチが6月5日、浦安市立東小学校で初心者向けのタグラグビーを指導した。
コーリー・ケネットコーチら3人は、校庭で児童にルールを説明。基本練習を繰り返したあと、試合形式でタグラグビーを行った。児童らは楕円形のボールを抱えて走り、歓声を上げて喜んでいた。
女子児童は「タグラグビーは初めてだったが、ルールをやさしく教えてもらった。みんなでいっしょにやって、ものすごく楽しかった」と笑顔で話した。 コーチたちは「子供たちは才能があり、ルールを覚えるのが早い。笑顔が素晴らしかった」と評価していた。
また、コーチたちは浦安市役所を訪問。ニュージーランドの先住民族、マオリ族の伝統舞踊「ハカ」を迫力たっぷりに披露し、内田悦嗣市長らと交流した。
コーチたちは5月から6月までの期間、浦安市内の小学校(7校)でのタグラグビー教室や高校生へのラグビー指導などを行った。 浦安市は立地条件が良くて関連施設が充実しており、ラグビーW杯で強豪チームのニュージーランド、南アフリカ、オーストラリアの公認キャンプ地となっている。