第66回関東高等学校剣道大会千葉県予選会が5月14日~16日まで開催され、男子団体戦では東海大浦安が2年ぶり7回目の優勝を果たした。
団体戦の先に行われた男子個人戦の決勝は同校同士での対決となり、藤田航洋(3年)が藤間翔栄(3年)から試合中盤に小手を奪い、その後もお互いに激しく打ち合うが決め手なく、藤田が優勝。3位には片田悠太(3年)が入り、同校が上位を独占した。
団体戦は前日の個人戦の勢いそのままに、初戦から危なげなく勝ち上がり、準々決勝では東京学館浦安に4―1、準決勝の拓大紅陵に4―0、決勝は翔凜に2―0で勝ち、優勝した。
榊悌宏監督は「一度も大将戦にならないで優勝した経験はない。昨年11月の新人戦は大将、藤田航洋の活躍で何とか優勝できたが、今回は冬場の厳しい稽古などにも弱音を吐かず努力したことで、心身ともに一回り大きく成長した」と目を細めた。
また、東京学館浦安も男子団体6位、女子団体3位に入賞した。
東海大浦安男子団体と個人戦上位3人、東京学館浦安男女団体は、6月7日から9日に東京都武道館で開催される関東高等学校剣道大会に、千葉県代表として出場する。