災害発生時の行政・防災機関の連携と、市民による自助・共助体制の強化をねらいに8月26日、浦安市の美浜北小学校などで、市総合防災訓練が行われた。
まちづくり活動プラザでは、首都圏9都県市合同防災訓練会場(浦安市)の一環として首都直下型地震で震度7の揺れに襲われ、倒壊家屋から多数の遺体が見つかったとの想定で訓練を実施した。
県や県警、県医師会などから約100人が参加し、遺体安置所の設置や検視、身元確認訓練などが人形をモデルに本番さながらに行われた。
美浜北小学校では、市や関係機関、自主防災組織による「実働訓練」、「避難所運営訓練」を実施。参加者はAEDや消防設備の体験をしたり、展示された消防車やパトカーなどに見入っていた。
美浜中学校では、災害現場などを安全な環境で再現。災害発生時や避難生活時に必要となる知識や行動を学べる体感型「防災アトラクション」を実施した。