夏の風物詩、令和7年度浦安市納涼盆踊り大会が8月14、15日、浦安小学校で開催された。校庭の中央に櫓が立ち、多くの市民が参加。踊りの輪が広がっていった。

夕暮れ時、会場の周辺にはマグロの唐揚げ、かき氷、焼きそば、お好み焼きなどの出店が並ぶ。家族連れや若者たちが行列してにぎわった。

午後6時から、子どもたちの太鼓体験が始まった。校庭にいる子どもたちが「太鼓だ。はやく、はやく」と駆け寄ってくる。子どもたちは浦安太鼓連の指導を受けながら、バチを握り、太鼓をたたく。浴衣姿の少女は「2回目です。楽しかった」と笑顔を見せた。

そのあと、浦安太鼓連のメンバーが櫓にあがり、勇壮に太鼓を打ち鳴らす。迫力ある演奏に会場から大きな拍手が沸き起こった。
浴衣姿で駆け付けた内田悦嗣市長が「盆踊りの季節がやってきた。浦安市の風物詩。存分に楽しみましょう」とあいさつした。
さあ、待ちに待った盆踊りが始まる。浴衣姿の女性や市民が櫓のまわりに輪をつくる。
炭坑節、浦安盆踊り唄、花火音頭、浦安ばやしなどの曲に合わせ、楽しそうに踊る。見ていた市民らが次々に加わり、盆踊りの輪が広がっていった。家族で来た男性は「子どものころから盆踊りが好きで、20回ほど参加している」と話す。幼い女の子は「盆踊り、楽しい」とご機嫌だった。