JASRAC(日本音楽著作権協会)音楽文化賞贈呈式が11月18日、東京都内のホテルで開催された。浦安市在住のジャズ演奏家、外山喜雄、恵子夫妻が受賞した。
この賞は地道な活動を行っている個人・団体などに光を当て音楽文化に寄与した功績を称えるものだ。
外山夫妻は学生時代から50年以上にわたり、ジャズの魅力を紹介する活動を継続している。ジャズの巨星、ルイ・アームストロング(通称サッチモ)の作品や生涯を研究し、本を書いた。また、ジャズの聖地、米国ニューオリンズ市民との交流に努め、子どもたちに楽器を寄贈した。
外山喜雄さんは「光栄な賞をいただき、ありがとうございます。ジャズは世界中で愛されている。今も二人で楽しくジャズをやっている」とあいさつ。また、恵子さんは「学生時代からまっしぐらにジャズをやってきた。サッチモはすばらしい。みんなの心を打つ」と喜びを語った。
会場で外山夫妻はジャズの名曲を演奏し、大きな拍手を浴びた。
今回の音楽文化賞はDJ、タレントの小林克也さんと琵琶職人のドリアーノ・スリスさんが受賞した。