久助稲荷神社大祭が5月25、26日、開催された。多くの市民が訪れ、にぎわった。
久助稲荷は大蓮寺山門脇にまつられている。江戸時代、大蓮寺で修行した学誉上人が芝・増上寺の大僧正となった。ある日、大蓮寺の寺男の久助が現れ、学誉上人に「お稲荷様が荒れているので建て直してほしい」と頼み、神社が復興された。
ところが、久助はすでに亡くなっており「お稲荷様の化身だったのでは」と評判になったという。 久助稲荷神社は令和の時代にも新しい社殿が完成した。
大祭では久助縁日やカラオケ大会など楽しい企画が盛りだくさん。出店も並び、市民が楽しんだ。
大蓮寺の江口隆定住職は「久助稲荷神社は地元に根付き、参詣する方も増えています」と語った。