経済

うらじょグルメ(47) 愛らしい創作菓子がいっぱい「Pastel de Vene(パステル・デ・ベネ)」

 ひまわりをモチーフにした外観がかわいらしい「パステル・デ・ベネ」からは、いつも素敵な香りが流れてくる。

左から「旬のタルト」、「クリームプリン」、子犬をかたどった「パピーピンク」

 店主でパティシエールの鈴木美保さんは、繁忙期を除き1人でお店を切り盛りしている。接客もこなしつつ、お店の奥にある厨房で、ケーキや焼き菓子を手作りしている。店名はスペイン語で「ベネさんのスイーツ」という意味だという。

 鈴木さんは中学生の頃、ベネズエラに住んでいたことがあり、以来、「ベネさん」というあだ名なのが店名の由来だそうだ。

 人気があるという「旬のタルト」(690円)を食べてみた。タルト台はサクサクとした食感で香ばしく、甘さは控えめだ。たっぷりのフレッシュクリームとジューシーな季節のフルーツはバランスが絶妙で、さっぱりといただける。浦安を舞台にした映画にも登場した「クリームプリン」(350円)は、とろけるような柔らかさが特徴だ。

 「ナッツハグ」というクッキーは、クマさんとネコさんがペアで、ナッツを抱きしめている姿が愛らしい。他にも、うさぎやハート形のマドレーヌ、ひまわりの形のバタースポンジケーキなど、思わず「わあ、かわいい!」と声をあげたくなる焼き菓子が、種類豊富にずらりと並ぶ。

創業は2000年。さくら通りから1本入った小道にある

 これからの季節は、水を一切入れず、イチゴやブルーベリーなどのフルーツだけで作るかき氷が登場する。宝石箱のような白缶に入った「バターサンド」(1480円)もおすすめだ。ひと月10缶限定販売となっている。

 「どのお菓子も、日々のおやつとして食べてほしい、という気持ちで作っています。手土産としてご購入いただく時も、『自分のお気に入りを家族や友だちにプレゼント』みたいな感覚で利用してもらえたらうれしいです」と鈴木さんは語った。

※材料の高騰で、価格は変更になる可能性あり

浦安市堀江6ノ2ノ20ノ106
/東西線浦安駅からバスで、堀江東下車。または京葉線新浦安駅からバスで、浦安郵便局下車
/10時~20時
/月曜休
◆問い合わせ=047・380・3018

広告画像

関連記事

  1. イクスピアリ 街巡り謎解きイベント イクスピアリ 街巡り謎解きイベント
  2. うらじょグルメ(38) 薪窯で焼くピッツァを熱々で「PIZZERIA ICHIROTEI(ピッツェリア イチロウテイ)」 うらじょグルメ(38) 薪窯で焼くピッツァを熱々で「PIZZER…
  3. 浦安点描:安産祈願の狛犬 浦安点描:安産祈願の狛犬
  4. 浦安市民のための花火 浦安海岸で約100発打ち上げ 浦安市民のための花火 浦安海岸で約100発打ち上げ
  5. 第6回浦安市写真展 第6回浦安市写真展
  6. うらやすの人(18): 「Uスタイル」の仕掛け人、増山徳子さん うらやすの人(18): 「Uスタイル」の仕掛け人、増山徳子さん
  7. 令和5年浦安商工会議所 賀詞交歓会 令和5年浦安商工会議所 賀詞交歓会
  8. 第21回市民手工芸作品展を 浦安市民プラザWave101で開催 第21回市民手工芸作品展を 浦安市民プラザWave101で開催

新着記事

  1. 浦安リトルシニアリーグ 日本選手権大会第3位 快挙を市長報告
  2. 浦安バル街 10月21,22日開催 千葉県最大級の食べ歩きイベント
  3. 陸上100mで全国1位 岡嶋莉子選手が市長報告
  4. うらやすの人 在宅医療・山田智子院長「患者の心に寄り添う」
  5. ウクライナから避難してきたイリーナさんが外国法事務弁護士に

有限会社メディケアネット
田中屋海苔店

江戸前佃煮 株式会社西金
希望のハーモニー:瀬田敦子と若き才能が奏でる50年の感謝と未来への祈り ~能登とアジアの子どもたちのために~

PAGE TOP