浦安D-ロックス(以下、浦安)は5月7・13日、ディビジョン1昇格をかけた「NTTジャパンラグビーリーグワン2022―23」ディビジョン1/2の入れ替え戦で花園近鉄ライナーズ(以下、花園)と激突。第1戦は14対36、第2戦は21対56で連敗し、惜しくも昇格を逃した。
初戦の序盤、浦安は開始5分で7得点を決め、幸先の良いスタートを切る。しかし、早い段階で連続トライを奪われ、追いかける展開に。その後も相手に1トライを許し、7対19で前半を折り返す。後半、浦安は反撃に出て得点する場面もあったが、14対36で試合終了となった。
いよいよ最終決戦の第2戦。今季の目標であるディビジョン1昇格のためには、少なくとも「3トライ差以上」+「22点差以上」で勝利しなければならない。
前半早々、浦安は積極的に波状攻撃を仕掛ける。しかし、反則を取られ、うまく得点に結び付けることができない。逆に花園に3トライを奪われる。前半30分、浦安は相手の反則からボールをつないで初得点するが、14対27で前半を折り返す。
後半、昇格のためには少なくても5トライ35点が必要だ。反則から1人退場という不利な状況の下、猛攻を仕掛けるが、相手に次々とトライを決められ、21対56でホイッスルが鳴った。
アッカーマンヘッドコーチは「昇格するには、とてつもない努力が必要だと思い知らされた」と悔しさをにじませた。