浦安オールディーズバンドが6月23日、浦安市民プラザで熱狂ライブを開催する。出版社編集者、パイロット、警視庁警視など多彩な経歴のシニアたちが浦安を熱く盛り上げる。
バンドのリーダーは浦安市美浜在住の田中光男さん。田中さんは中学時代、ラジオでエルビス・プレスリーの曲を聴いた。衝撃を受け、「おれも歌手になる」と音楽活動を始めたという。10代でバンドを組んでプロデビューを果たした。その後、東京都内の出版社で仕事を始め、週刊誌の副編集長などを歴任する。
30数年前、近所に住む国際線パイロットの久保英道さん(音楽活動経験者)らに呼び掛けてバンドを結成。地元の祭りに出演した。好評で公民館などで公演を続けるようになり、ファンが増えていく。田中さんは自宅に地下室を設け、バンドの練習を行っている。
4月14日、浦安市民プラザでライブを行った。千葉県各地、東京、埼玉などからファンが駆け付け、満席となった。
レパートリーはロックンロール、グループサウンズ、昭和歌謡など多彩で約300曲。田中さんの巧みなトークに乗って次々と名曲、人気曲を演奏していく。ファンは立ち上がり、壁際で踊り出した。
田中さんは「バンドの仲間は同世代です。何十年もいっしょにやってきて気心が知れている。体が元気なうちは、楽しく、がんばります」と笑顔で語った。
熱狂ライブは午後2時、開演。電話(047・351・8501)で事前予約が必要。自由席900円。