浦安ゆかりのイラストレーター、吉泉ゆう子さんの作品展「海と風と堀中出身と」(公益財団法人うらやす財団主催)が9月13日から19日まで、市民プラザで開催された=写真。
吉泉さんは3歳から、浦安の絵画教室で学んできた。学校とは違うもうひとつの居場所で楽しかったそうだ。幼い頃から将来、「画家になりたい」と希望していたという。
地元の堀江中学校に進学。仲間と出会う。今回出展した「あの日あの時」は当時、撮影した写真をもとにして描いた。5人の女子生徒が制服姿で寄り添う。青春まっただ中の一瞬をとらえた、印象的な作品だ。
昔の同級生が会場に来て、「堀中を描いてくれた」と喜んでいたという。
「中学時代の自分の写真を見ると、すごく笑っている。ちゃんと楽しい時間を、浦安で過ごしたのです」と微笑む。
吉泉さんは川崎市在住。雑誌などにイラストを掲載。企画展など幅広い分野で活躍している。
「自分の絵をきっかけに人と人がつながれば」と願っている。