ブリオベッカ浦安は9月25日、関東サッカーリーグ2022後期第9節の最終戦で東邦チタニウム(神奈川県)と対戦し、0対1で惜敗した。
立ち上がりから、浦安のペースで試合が展開。攻撃的にボールを押し込むが、相手の素早い対応に苦慮し、なかなかチャンスを作れない。
その後、コーナーキックを獲得するも、相手キーパーのナイスセーブに阻まれ、得点にはつながらない。今期の得点王を狙う峯勇斗がボールを持つが、相手の深い守りにゴールをなかなか割ることができない。両チームとも激しい攻防戦を繰り広げる中、無得点で前半を終える。
後半開始5分、相手が左サイドから積極的に攻撃をしかける。ゴール前に上がったクロスボールをキーパーの谷口裕介がパンチング。しかし、そのボールが後ろに弾かれて自陣のゴールに入ってしまう。痛恨のオウンゴールで、相手に1点献上する形になってしまった。
その後も、再三ゴールに迫る態勢を試みるが、相手キーパーに阻まれ、なかなか点数につなげることができない。
浦安はたびたび選手交代を行い、攻撃力を高める布陣にし、積極的にゴールを目指すが、「負けると降格」という相手の決死の堅い守りに、ことごとくボールを跳ね返されてしまう。
延長となるアディショナルタイムの5分も、虚しく過ぎてタイムアップ。ホームであるブリオベッカ浦安競技場で、最終戦を勝利で飾ることができなかった。
都並敏史監督は「多くの観客や来賓に応援していただいた中、勝利で終えることができず、申し訳なく思っている。10月に行われる試合では、ぜひ活躍して皆さんの期待に応えたい」と悔しさをにじませた。