第55回関東サッカーリーグ1部前期第9節となる、ブリオベッカ浦安対日立ビルシステムの試合が6月26日、ブリオベッカ浦安競技場で行われた。
両チームとも無得点のまま試合が進み、残り時間わずかとなった後半45分、5月5日以降勝ちのない浦安は捨て身の覚悟で1点を奪いに行った。
相手陣内の右サイドで獲得したスローインに、この日初スタメンの加藤大育がロングスローを選択。まっすぐゴールエリアに入ってきたボールを頭でつなぎ、最後は林容平が渾身のヘディングでゴールに押し込み、1点をもぎ取った。
しぶとく乗り切った浦安がアディショナルタイムで得点を挙げ、1対0で勝ちとなった。林は、4カ月におよんだ負傷離脱を経て、この日が浦安での初のスタメン入り。劇的な勝利の立役者となった。
今試合の勝ち点で、暫定ながらも関東リーグ1位の座に返り咲くことに成功。今後の試合も引き続き勝ちを重ね、最後まで首位を保持してほしいものだ。