国連が定めた「国際平和デー」の9月21日、浦安市の大蓮寺で「平和の鐘」が打ち鳴らされた。
午後0時半から、内田悦嗣市長や大蓮寺の江口隆定住職、市民らが世界の恒久平和を願って鐘をついた=写真。内田市長は「この鐘の音色を聞き、世界平和についての思いを新たにした」と語った。
大蓮寺の鐘楼は江戸時代に建立された。鐘は戦時中の昭和18年、金属供出で一時、姿を消した。戦後、檀家が基金を積み立て昭和26年、再鋳。今も午前11時に“時の鐘”を鳴らしている。
江口住職は「平和を象徴する鐘だ。戦争がないよう、祈りを込めて鐘をついていく」とあいさつした。
また、オリエンタルホテル東京ベイ、浦安ブラントンホテル東京ベイ、ヒルトン東京ベイではチャペルの鐘が鳴り響いた。