猫実の大型公園「浦安公園」に時計塔が設置された。浦安ベイロータリークラブ(高橋茂夫会長)が、「ここで遊ぶ子供たちに時間が分かるように」との思いを込めて、創立10周年記念として市に寄贈。9月2日に寄贈式典が開かれた。
同クラブは2010年2月に発足した。今年4月の公園全面オープンに合わせて時計塔の寄贈を計画したが、新型コロナウイルス感染拡大で、寄贈が9月までずれ込んだという。
滑り台やかわいい遊具を備えた公園は、子供たちに人気がある。「家族に帰る時間を告げて訪れる子供も多いはずです。時計があれば、帰宅時間を間違えない」(大塚孝典クラブ社会奉仕委員長)と、寄贈を決めたという。
浦安公園は炊き出し施設などがある防災拠点。太陽電池で動く時計塔は、大災害時に時間を伝える役割を果たせる。設置費用にはクラブメンバーが積み立てた115万円を充てたという。