新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、公共施設が長期間、休館していたが、浦安市は6月1日、一部の公共施設の利用を再開した。市民の利用が多い中央公民館など各公民館はサークルの新規登録や更新などの窓口業務を再開した。
会議室などの貸し出しも始まった。市民サークルの 世話役は「会議室を予約した。ようやく例会がスタートする。マスクを着用し、使用した備品の消毒を行う」として、早速、会員にメールを送信していた。公民館ではロビーなどの共用部や学習室は利用できない。
中央図書館と各分館は貸し出し、返却、利用登録、書架への立ち入りを再開した。入館時に係員が検温を実施。市民は手指の消毒を行ってから入館する。書架を回り、気に入った本を探して借りていた。図書館では閲覧席や学習室、ワークスペースなどは利用できない。
郷土博物館では船宿や漁師の家などが軒を並べる屋外展示場のみを再開した。