結（ゆい）のまちづくり

浦安市議会 議長 西川（さいかわ）よしずみ

西川よしずみ

市では、新しい浦安市高齢者保健福祉計画及び第７期浦安市介護保険事業計画を策定。改定のいちばんのポイントは地域の力、人と人とのつながりをこれまで以上に大切にし、施策に生かしていくことが盛り込まれている点です。この点は他の施策にも通じます。

すべての人がつながるまち

高齢になってもいつまでも住み慣れた地域で自分らしい生活を続けられるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援を一体的に提供する「地域包括ケアシステム」の構築を進めていますが、今後は高齢者だけでなく、障がいをお持ちの方や子育て中の方など、様々な立場の方のフォローも、地域で出来るような仕組みづくりが必要です。それにはサービスの「受け手」「担い手」という枠組みではなく、様々な立場の皆さんがそれぞれ連携して助け合いながら暮らすことのできる「地域共生社会」をいかに構築出来るかが鍵となります。他市の事例などを参考にしながら、中学校区に１つずつ、立場を超え、「すべての人がつながれる拠点」づくりができないか、研究しています。

経験や知識を活かせるまち

本市の特徴として様々なキャリアをお持ちの方がたくさんいます。経験や知識、人脈などを若い世代のスキルアップや地域の課題解決に活かせる仕組みが出来ないか、中学校区もさることながら働き盛りが多い本市だからこそ、３駅にそういった機能を持たせた拠点も有益なのではないかと考えます。各拠点のネットワーク化によるすべての人が参画する「地域共生社会」の実現が、さらなるまちの活性化につながります。
一生涯、健康で生きがいを持ってそれぞれが地域で暮らせる「結」のまちづくりを目指して参ります。

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