浦安市と順天堂大学医学部附属浦安病院は11月10日、大規模災害発生時における救急医療活動に関する協定書を締結した。締結式には内田悦嗣市長と田中裕院長らが出席した。
内田市長は「協定を結ぶことができて、たいへん心強く思う。市と医療機関が連携して高度な医療体制構築を目指す」とあいさつした。
田中院長は「大災害発生時は待ったなしの初動体制が非常に重要となる。市と医師会が協力していきたい」と述べた。
協定によると、大規模災害が発生した場合、浦安市は浦安市医師会とともに、順天堂大学浦安病院の敷地内に救護所を開設し、傷病者のトリアージや応急措置などを行う。同病院は傷病者を受け入れ、処置を行う。
また、浦安市は同病院の敷地内に救護所の資機材などを保管する倉庫を設置する。