舞浜のシェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル(リチャード・スタ総支配人)1階の宴会場「華厳の間」(378平方メートル)が、220インチの大型LEDスクリーンや高輝度映像投影装置を備えた、多目的イベントスペースにリニューアルされた。
白が基調の壁は、照明の色彩で表情が一変。隣接したホワイエと中庭を組み合わせて、ウエディングのほか新製品発表会や集会、映像装置を活用したe-スポーツイベントなどに最適な空間という。
また、同ホテルは華厳の間の新装に合わせて、館内に14ある宴会場を映像・音声回線で結び、大規模な集会・イベントを分散開催する、新型コロナウイルス感染防止重視の新ミーティングプラン「ハイブリッド・ミーティング オーディオ&ビジュアル・パッケージ」を開発した。
現在、同ホテルの宴会場は「密防止」のため、2000人対応の「ザ・クラブ・フジ」(1603平方メートル)が420人までになるなど利用人数が制限されている。新プランなら、例えば華厳の間(現在最大78人)を中核会場にして、ザ・クラブ・フジなど複数会場を結べば、ソーシャルディスタンスを守りながら、500人を超える大規模集会が開催できる。
14の宴会場は規模、雰囲気ともそれぞれ異なる。少人数に分かれた各会場のアットホームな雰囲気の中で、全体イベントに参加する、これまでとは違うスタイルでのイベント開催も可能だ。ホテルは「人が集う意義・楽しさと、安全・安心を両立させた。ニューノーマルのミーティングプランになる」としており、9月7日、8日に公開されたデモンストレーションも好評だった。
「ハイブリッド・ミーティング オーディオ&ビジュアル・パッケージ」の価格(配信用機材、操作・サポート費)は1会場(宴会場)当たり17万円(税込み)。問い合わせはシェラトン・グランデ・トーキョーベイホテル047・355・5555(代)。