新成人1677名が参加
令和最初の浦安市成人式が1月13日、舞浜の東京ディズニーランド「ショーベース」で開かれた。東京ディズニーランドでの開催は19年連続で、毎年参加率が高いのが自慢だ。今年も2回に分けて実施され、市内の新成人2187人の76・7%に当たる1677人が参加した。
新成人自らが実行委員会を立ち上げ、企画するのが伝統で、今年も委員長の電鉄職員、塚田航平さん(20)ら委員14人が昨年から準備を進めた。今年のテーマは「集う、繋(つな)ぐ、創る」。友達と助け合い、夢を実現させようーの思いが込 められているという。
内田悦嗣市長、宝新議長の「人生の先輩」からの激励に続いて、ミッキーマウス、ミニーマウスとディズニーの仲間たちが祝福のステージ。メッセージが書かれた大きなバルーンボールを参加者が投げ合って大人の仲間入りを祝い、ミッキー、ミニーもステージを降りて、「おめでとう」と手を振った。
勤務と式典準備を両立させた塚田さんは「思い出が詰まった東京ディズニーランドで成人式ができ、みんなに集まってもらえて誇らしい。自分も電車運転士になる夢を実現させたい」と話した。
浦安市新成人の声
●室井翔輝さん「家族や仲間、恩師らの大切な言葉を胸に新たな一歩を踏み出そう」
●中村友梨香さん「大切な友達といっしょに成人式を迎え、うれしい。浦安には地域住民のつながりがある。理想の大人に向かって歩き続けていこう」
●堤悠真さん「ディズニーランドで成人式を行い、一生に一度の体験ができた。大学で法律を学んでいる。将来は法律に関わる仕事をしたい」
●鈴木葵さん「いま、大学生だ。求められる人材になりたい。浦安は子育てしやすい街だと思う」
●佐藤美羽さん「生まれ育った大切な故郷で成人の門出を迎え、うれしい。海外との交流が盛んな時代だ。互いに支え合い、日本と世界をつなぐ手伝いをすることが私の夢だ」