海外からの訪問客が急増している中、明海大学浦安キャンパスで5月20日、日本学生観光連盟(学観連)主催の交流会が開かれ、首都圏13大学から「観光」に関心をもつ約70人の学生が参加した。学観連は、大学の垣根を超えて、観光を学ぶ学生同士の学びのネットワークを構築している。
明海大学からは同連盟所属の「観光研究サークル」の学生8人(ホスピタリティ・ツーリズム学部)が出席。今回の交流会は従来の「学生交流」に「観光に関する学び」の要素を加えての開催となった。
開催校代表であいさつした明海大学ホスピタリティ・ツーリズム学部長の内苑孝美教授は「学生時代から国内だけでなく海外にも出かけましょう」と呼びかけた。
日本旅行業協会(JATA)を通じて参加を呼びかけた5つの国・地域(ニューカレドニア観光局、中国駐東京観光代表処、マカオ観光局、ウエールズ政府、フランス観光開発機構)による個別セミナーも実施。参加した学生たちは各国・地域の情報に熱心に聴き入り、現地に行ってみたい気持ちを高めていた。
後半は学内レストランで、学観連の学生と各国・地域の担当者がさらに交流と親睦を深めた。学観連顧問の宍戸学教授( 日本大学国際関係学部)、同顧問の中井延美准教授(明海大学ホスピタリティ・ツーリズム学部)が講評して交流会を終えた。